治療する気のない人に医者は傷病手当給付金申請書は書かない
こんにちは!なぎさです!
今日はクリニックで、私が受付の担当でした。
ある男性患者の話。
ご本人と奥さん、お父さんの3人連れでやってきて、
通院もろくにしていないのに、「傷病手当給付金申請書を書いてください」と言うのです。
通院できないのは当然で、その患者さんはお酒の飲みすぎで、大きな精神病院に4ヶ月入院していました。
退院したばかりでうちのクリニックにやってきて、いきなり書けって。
うちのクリニックがやっているアルコール依存の更生プログラムに通わないと言います。
要するに病気は治す気はないけど、お金だけは勤めている会社からもらいたいから、うちの医師に書けと言っているのです。
今日の外来担当医師は拒否しました。
だって今日の医師は主治医でもないし、その人が働かないで会社からお金もらえたら、そのお金でまたお酒飲んじゃいます。
それってその患者さんの死を意味します。
ただでさえアルコールで内臓や脳を痛めつけてるから、アルコール依存症患者が毎日家にいてもろくなことはないです。
また大量にお酒を飲むと、ショック死しかねません。
ショック死までいかなくても、フラついて転んで脳挫傷になったり、
吐いた物で窒息したり。
人が死ぬか生きるかなんて、ほんのちょっとの差だったりするのです。
他の事務スタッフが傷病手当給付金申請書をうちのクリニックで書けない理由を丁寧に説明しました。
奧さんが特にしつこく食い下がり、「は?何で?言ってる意味がわかんないんですけど」
とか色々言っていました。
私はお金なくて、今日のランチおにぎり1個だけだったので、めちゃくちゃイライラしていた上に、
患者の奥さんの横柄な態度にむちゃくちゃイラつきました。
「ま、旦那に死んでもらいたいなら、死んでもらえばいいよ。
死んだら、傷病手当給付金入ってこないけどね。
あ、死亡退職金少しだけもらえるかもね。
あ〜、でもアナタの旦那クズだから、今の会社もそう何年も勤めてなさそう。ほとんどないか〜
あは、あははは〜〜〜」
と、心の中でブラックなぎさが言っていました。

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