なぎさの【ど根性】シンママライフ

シングルマザー歴13年のなぎさのリアル体験記

人は身内が亡くなって悲しくても、自分より取り乱している人間がいるとかえって冷静になる話

こんにちは!なぎさです!



引越しを叔父に全面的に手伝ってもらいました。



トラックのレンタル代2日分や叔父が買ってくれた中古の冷蔵庫、かかった労力などを考えると全然少ないのですが、




引越しした夜に封筒に3万円だけ包み、叔父に渡そうとしたら、




「お前のとーちゃんにすごく世話になったから、いらねーよ!」



と言われました。




私の父は大工の棟梁で、お酒の飲み過ぎでわずか49歳で急死してしまいました。





母とは12歳年下の叔父は、若い頃だいぶ父に可愛がられていたようです。




叔父は父の通夜が始まる前にうちの実家に駆けつけ、




「お父ちゃん、どうしてこんなことになっちっちまったんだよ!


お父ちゃーーーーーーーん!!!!」



と、大号泣していました。




その光景を見た弟たちと私は、




「イヤイヤ、泣きすぎでしょ。それにあんたの父さんじゃねえしな.....」




とドン引きしたのを思い出しました。





そんな人間くさい叔父は、父が早くに亡くなったので、直接父に恩を返すことはなかったけど、




今回は私達親子の力になってくれました。




私も生きているうちに、叔父には直接恩を返せないかもしれないけど、




いつか叔父さんが可愛がっている子供たちや孫に、何らかの形でお返しできたらと思います。