ベテランだからって、勉強しなくていいの?
こんにちは!なぎさです!
とあるベテランさんから、叱責されてから1ヶ月が経ちました。
普通なら、めげて精神的に落ち込んだり、「もう辞めたい」って思うかもしれません。
でも、私は絶対に負けません。
このベテランさん、お客さん宅での「先進医療特約に関する給付の説明」が間違っていました。
「先進医療特約」と言うのは、療養時点で厚生労働大臣が認めている先進医療の技術料に対して、
「自分でお支払いした人」にのみ、同額が給付される特約です。
保険適用のない自由診療と言うのは、「全額前払い」です。
※自由診療の中には先進医療に該当しないものがたくさんあります。
ガンなどの先進医療(自由診療)で高額な診療費を払える方は、前払いで病院に支払い、後から生命保険会社に請求します。
病院側は患者から診療費が払い込まれたのを確認し、医師は払い込みが確認できたら、患者に対する治療計画を立て、治療をスタートします。
なので、高額な先進医療費を支払えない方は、つけていても無意味な特約です(先進医療の中には、保険が適用されるものもあります)。
それをそのベテランさんは、「先進医療を受けることになったら、ここ(先進医療特約)からお金がおります」
と説明しました。
社内的に、「ベテランさんの説明したことは、絶対にお客さんの前で否定してはいけない」と言うルールになっています。
なので、私は黙っていました。
「先進医療特約」は比較的新しい部類の特約です。
何十年も生命保険募集人をやっていても、馴染みがないんだから仕方ないのかもしれません。
新しい保障に関しては、会社で研修をしてくれますが、このベテランさん、他者とのか関わりもないし、
自分より社歴の浅い人からは、絶対に間違っていることも否定されないので、ここまで間違ったまま来てしまったのでしょう。
他の営業職員と関わって、勉強にもなるし、間違いにもにづきます。
でもこのベテランさんは、「自分が一番」だと思っているから、初歩的な間違いにも気付きません。
お客さんがたくさんいるから、楽して契約取れるからって、
新しい保障や新しい特約に関しては勉強しないでいいのですか?
昨今の医療の進歩は目覚ましいです。
数ヶ月前まで、先進医療だった自由治療が保険適用に変わったりなんてしょっちゅうあることです。
薬価も発売日から数年ごとに、改定されます。
高いと思っていた新薬が、割安になっていきます。
大金持ちにしか受けられなかった治療が、一般庶民にも手の届く治療へ変更されたりします。
一昔も、二昔も前の「年金や一時金で払い込んだお金が満期になると増えている保険」の知識のままでいる。
怠慢もいいところだと思います。
銀行にお金を預けてるだけで、増えていく時代なんてとうに終わりました。
年齢的にも社歴的にも、このベテランさんには「変われない理由」が揃っています。
頑固なままでいても、何一ついいことはありません。
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